Android TV BOXにLibreELECをインストールする

 

最近はテレビにつながるAndroid BOXが売られています。テレビのHDMIにつなげてホームサーバと連携して動画を再生したりNETFLIXのようなオンラインTVを楽しむことができます。このAndroid BOXは一昔前の中華Padを思わせるような、名も知らないメーカーから数多く市場に出回っています。特にAMLogicのSoCを使った製品が性能が高く多くの中華製品に見られます。興味があったのでアマゾンで見つけた最安値の製品、NEXBOX A95X Amlogic S905X(1GB RAM 8GB ROM )を取り寄せてみました。アマゾンのレビューではあまり評価が芳しくありません。いろいろ調べてみるとこの Amlogic S905Xを使った製品はどれもそれほど違わず、性能的には大差ないと思われます。

テレビはないのでパソコンのモニターに繋げてみました。上のホーム画面とは少し違いますがつなげれば使えるようになっています。少し動かしてみると画面がちらついたり隅のあたりがかすれていたり、どうもクオリティが今一つです。いろんなアプリが入っていますが何と言っても目玉の売りのアプリはKODIです。メーカごとに独自の名前をつけてますが、中身はれっきとしたKODIです。多少カスタマイズされててアドオンがプレインストールされていたりします。KODIで試しに再生してみると非常にスムーズできれいに再生できました。それはAMLogicの優れたSoCが性能を発揮してるためです。中身がKODI以外は残念なので入れ替えることにしました。XDAのフォーラムをみてカスタムROMをインストールしてみることにしました。ただし結果は散々たる有様でROMをフラッシュしたとたん赤ランプに変わり文鎮化してしまったのです。

AMLogicのSoCの場合は同じSoCにも関わらずちょっとした差異でもカスタムROMが適用外となりアップグレードしたものの文鎮化という結果になります。メーカーが違ってもアップグレードできることもありAMLogicのSoCは厄介な感じです。そこでいろいろと情報を集めてみました。それとNEXBOXは文鎮化してしまったので、これは勉強代として違うメーカーの製品、Lovicool TX3PROも取り寄せました。スペックは同じです。

AMLogic製品のアップグレード方法

Android系のスマートホンやタブレットにカスタムROMを入れる場合、まずカスタムリカバリーのTWRPを入れて、それを使ってアップグレードします。仮に間違ったROMを入れてもTWRPを立ち上げて正しいROMを入れればいいので心配ありません。AMLogic製品のアップグレードはIMGファイルを使ったアップグレードなのでTWRPは使いません。あえて使うとすればROMをバックアップするときくらいです。アップグレードは専用のソフト( Amlogic_USB_burning_tool_2.0.8)を使ったUSBでアップグレードする方法とSD( BootcardMaker v2.0.0.2)を使った方法があります。

SDでアップグレードするときはIMGファイルをBurn Card Maker v2.0.0.2を使ってマイクロSDに書き込みます。私の場合どうもうまくできなかったのでBootcardMaker v1.0.1でu-boot.binをマイクロSDカードに書き込み、そのあとBurn Card Maker v2.0.0.2を使ってROMイメージを書き込みました。

アップグレードは Amlogic USB burning toolの方が確実にできます。また文鎮化した場合にはこの方法でしか回復できません(シリアルを使う場合も試しましたがうまく行きませんでした)。 Amlogic USB burning toolもなかなか癖がありデバイスをなかなか認識しません。Windowsのドライバーを何度かインストールしてみましたがあまり関係ないようです。Linuxのlsusbで調べたらデバイスを認識してませんでした。試行錯誤して最初にAmlogic USB burning toolを立ち上げ、つぎにUSBケーブルをつなぎ、AC電源を入れると認識しやすくなりました。

LibreELEC

LibreELECはKODIに特化したROMです。ほかにもOpenELECがあるのですが基本はKODI専用機です。ほかにはデビアン系のARMBIANやUBUNTUがあるのですが、Xwindowデスクトップを動かすには非力過ぎます。似たようなスペックのChromeBookを使ってUbuntuを入れてますがLXDEや軽いTrustyのKDEでなんとか使えるレベルです。最近のデバイスは性能が向上しているとはいえ実用的レベルではないので、ミニマリズム的考え方でLibreELECを入れてみました。フォーラムでかなり親切に解説されているのでよく読んでインストールします。LibreELEC.USB-SD.CreatorでマイクロSDを焼いたあと、dtb.imgをマイクロSDの中のものと置き換えます。

マイクロSDをブートさせるにはかなり機種ごとにばらつきがありますが、大き分けてリセットボタンのあるタイプをないタイプがあります。リセットボタンのあるタイプはボタンを押しながら電源を入れればマイクロSDをブートできます。リセットボタンのないタイプはAndoroidのターミナルエミュレータからreboot updateでマイクロSDがブートします。

LibreELECはマイクロSDから起動するのでROM焼きのリスクがないのが良いところです。起動して問題なかったら内部メモリにインストールすることもできます。

LibreELECの問題の一つはリモコンがまず動かなくなります。カスタマイズはかなり面倒なので当面は使ってなかったスマホをKODIのリモコンアプリを入れて使うことにしました。

 

References